朝食

朝食におすすめするシリアル 人気ランキング【コーンフレーク・グラノーラ・ミューズリー・オートミール・パフ・ブランやトッピング、栄養もご紹介】

 朝食はお米派?パン派?と聞かれることがありますが、最近はシリアル派の方もずいぶん多くなりました。
 シリアルにフルーツやヨーグルトを加えていっしょに食べれば、手軽にビタミン、ミネラル、食物繊維などの栄養をバランスよく摂ることができます。忙しい方だけではなく、ダイエット中の方や、体を鍛えている方にもおすすめの理想的な食品と言ってよいでしょう。
 今回はそんなシリアルの種類や栄養、おすすめの食べ方やランキングをご紹介します。

Contents
  1. シリアルとは
  2. シリアルの原料
  3. シリアルの種類
  4. ホットシリアルとコールドシリアル
  5. 朝食をシリアルにするメリット
  6. 朝食をシリアルにするデメリット
  7. シリアルと組み合わせたいトッピング
  8. シリアルの選び方
  9. シリアルおすすめランキング ベスト3

シリアルとは

シリアルとイチゴ

 シリアルは、トウモロコシ、オーツ麦、小麦、大麦、米などの穀物が原料です。これらの穀物を押しつぶして薄い破片にしたり、パフ状にしたり、シート状にしたりして食べやすく加工した食品をシリアルと言います。

シリアルの原料

 原料となる主要な穀物と特徴をご紹介します。シリアルを選ぶ際の参考にしてください。

小麦

 パン、うどん、お菓子の原料である小麦ですが、シリアルにも使われています。例えば「ふすま」と言う小麦の表面の皮(これをブランと言います)を使って、食物繊維の多いシリアルを作ることができます。

PDF:小麦の食品成分
(文部科学省 食品成分データベース)

オーツ麦

 穀物の中でもオーツ麦はたんぱく質食物繊維を多く含んでいます。後にご紹介するオートミールシリアルはこのオーツ麦を原材料としています。

PDF:オーツ麦の食品成分
(文部科学省 食品成分データベース)

ライ麦

 ロシアやドイツでよく食べられるライ麦ですが、ビタミンB類をはじめミネラル・食物繊維などの栄養素を豊富に含んでいます。
 食後の血糖値の上昇をゆるやかにする特徴もあります。

PDF:ライ麦の食品成分
(文部科学省 食品成分データベース)

大麦

 麦茶、ビールに使われることが多い大麦ですが、コレステロール値の低下排便促進などが期待できます。
 ライ麦と同じく、食後の血糖値の上昇をゆるやかにする特徴があります。

PDF:大麦の食品成分
(文部科学省 食品成分データベース)

とうもろこし

 世界三大穀物(とうもろこし、米、小麦)の中で最も生産量が多い穀物です。アメリカ発のご存知コーンフレークの原料です。

PDF:とうもろこしの食品成分
(文部科学省 食品成分データベース)

米(玄米)

 中国、インドなどアジアを中心に食べられることが多い米ですが、シリアルにもよく含まれています。最近ではライスグラノーラと言うお米を中心としたシリアルもあります。

PDF:米(玄米)の食品成分
(文部科学省 食品成分データベース)

大豆

 たんぱく質を多く含んでいるので「畑の肉」と言われます。たんぱく質が不足ぎみと言われるシリアルですが大豆が入るとバランスの良い栄養を摂ることができます。

PDF:大豆の食品成分
(文部科学省 食品成分データベース)

原材料

 商品パッケージにはこのように原材料が記載されています。
 毎日口に入れるものだから、原材料は確認してから購入したいですね。

シリアルの種類

 シリアルはコーンフレーク、グラノーラ、ミューズリー、オートミール、パフ、ブランと原料や加工の違いでいくつか種類があります。味、食感、栄養価が異なりますので、その日の気分や摂りたい栄養によって使い分けるのがおすすめです。

コーンフレークシリアル

コーンフレークシリアル

 アメリカから生まれて、世界中に広まりました。シリアルと言えばコーンフレークと言うほど、最もポピュラーなシリアルです。原料はトウモロコシで、チョコレート味やはちみつ味などフレーバーの種類が多いのが特徴です。ちなみに砂糖をまぶしたものをケロッグではコーンフロスティと呼んで発売しています。
 コーンフレークにはビタミン、鉄分、カルシウムが豊富に含まれており、離乳食にも使用されています。

グラノーラシリアル

グラノーラシリアル

 大麦、オーツ麦、ライ麦、玄米、トウモロコシなどの穀類をベースに、ドライフルーツやナッツ類、種子類、野菜をミックス。さらに砂糖やはちみつ、メープルシロップなどでコーティングし、焼き上げたものです。ビタミン、鉄分、食物繊維が豊富です。
 最近のシリアルの主流と言えばこのグラノーラシリアル。ミューズリーよりも甘くて、サクサクとした食感が特徴です。

ミューズリーシリアル

ミューズリーシリアル

 ヨーロッパ系のシリアルです。オーツ麦を中心に様々な穀物をミックスしたものにナッツ類やドライフルーツをブレンドしたものです。グラノーラに比べて砂糖やはちみつを使っていないので低カロリーで、食感は柔らかめです。

オートミールシリアル

オートミールシリアル

 オーツ麦を脱穀してつぶしたシリアルで、食物繊維ビタミンB1、ビタミンE、ミネラル、植物性たんぱく質が含まれています。そのまま食べる事もできますが、吸水性が高いのでおかゆ状にしたり、スープにしたり、クッキーにしたりして食べられます。あたためて食べる事が多いので「ホットシリアル」とも呼ばれます。

パフシリアル

パフシリアル
 穀類に圧力をかけ、加熱して膨張させるタイプと、穀類を粉末状にして水を加えて加熱するタイプがあります。サクサクとした食感が特徴でケロッグのチョコワを小さいころ食べた方も多いのではないでしょうか。ちなみに加熱して膨張させるタイプは「ポン菓子」と同じ製法です。

ブランシリアル

ブランシリアル

 「ふすま」と言う小麦の表面の皮と胚芽で作られています。食物繊維、カルシウム、鉄分が豊富で健康に敏感な方や、便秘の方に好んで選ばれます。原料の違いではオーツ麦のオーツブランや、お米のライスブランがあります。形状の違いではフレーク状や棒状があります。

ホットシリアルとコールドシリアル

 ご存知でしょうか。シリアルには「ホットシリアル」と「コールドシリアル」の2種類の食べ方があります。
 そのまま食べたり、牛乳や豆乳をかけて食べる方法が「コールドシリアル」。主なものはコーンフレークやグラノーラ、ミューズリー、パフ、ブランが該当します。日本では圧倒的にこちらの食べ方が多いですね。
 一方で牛乳や水と一緒に煮込んで食べるのが「ホットシリアル」です。オートミールが該当して、欧米ではメジャーな食べ方です。

朝食をシリアルにするメリット

 シリアルは忙しくて、太りがちな現代人にとって理想的な食品です。そのメリットをご紹介します。

手軽に時短できる

時短

 何と言ってもまずは時短。寝起きの朝、眠くてボーッとしている頭でもフルーツやヨーグルトなどを加えるだけで出来上がりです。食べた後の食器の片付けもとても楽なので忙しい朝には持ってこいです。この手軽さは朝食の習慣づけにもつながりますね。

バランスのよい栄養が摂れる

 シリアルのベースはトウモロコシ、大麦、オーツ麦、ライ麦などの穀類ですので炭水化物や食物繊維をしっかりと摂ることができます。これにフルーツやナッツがミックスされていると鉄分やビタミン、ミネラルがプラスできます。
 比較的たんぱく質が不足すると言われるシリアルですが牛乳やヨーグルトをかけるとバランスはさらにバッチリ。これで理想的な栄養をしっかりと摂ることができます。乳製品が苦手な方はゆで卵や大豆食品を一緒に食べる方法もありますよ。

健康、美容、ダイエットに効果的

 先にご紹介したミューズリー、オートミール、ブランなどのシリアルは砂糖やはちみつなど、甘いものが加えられていないシリアルです。これらのシリアルは、甘いシリアルに比べて血糖値の上昇がゆるやかになります。
 この血糖値のゆるやかな上昇がとっても大事。ブドウ糖が脂肪に変わりにくくなり、糖尿病のリスクを軽減できます。

 シリアルには食物繊維がとっても豊富です。特にブランは食物繊維に加えて、カルシウムや鉄分も含んでいるので腸の働きを活発にして、便秘の予防にも貢献してくれます。便秘予防、つまりデトックス効果から肌荒れ予防とつながり、結果美容にも期待できるんです。

バラエティが豊富で飽きない

バラエティ豊かなシリアル

 先にご紹介したようにシリアルにはコーンフレーク、グラノーラ、ミューズリーと様々な種類があり、販売しているメーカーも数多くあります。これに季節や気分によって加えるフルーツやトッピングが加わると飽きのこないシリアル生活を楽しむ事ができます。
 シリアルは他の食品よりも腐りにくいので、複数のシリアルを同時に買ってその日によってシリアルを使い分けながら朝食を楽しむ事ができます。ぜひ、色々な種類のシリアルを試してみましょう。

長期保存できる

 直射日光が当たらず、湿気にくい場所ならシリアルは室温で長期保存ができます。保存期間の目安としては開封前のシリアルの場合、賞味期限は大体約6ヶ月くらいが多いです。
 パンや炊いたお米なんかは、冷凍しない限り、このような長期保存は難しいですね。

災害時の非常食になる

防災グッズ

 長期保存ができる事と、火を使わずに調理ができる事。そう、シリアルは災害時の非常食にももってこいなんです。
 後にご紹介するフルーツやナッツの缶詰と一緒に長期保存しながら毎日少しづつ食べていけば、非常食として備蓄しながら食品ロスを防ぐことができます。

朝食をシリアルにするデメリット

朝食はNG?、逆に太る?、メタボの原因?

メタボイメージ

 このように手軽に栄養が摂れて健康によいシリアルですが、一方で「太る」「メタボの原因になる」という意見もあります。どっちが正しいのでしょうか。
 もともと栄養価の高い食品であるシリアルですが、その手軽さで人気が高まることによって商品数が増加しました。それらの中から砂糖やはちみつ、油脂など、糖分をたっぷり含む甘いシリアルが出てきました。これが「太る」「メタボの原因になる」と言われるゆえんです。
 ですから先にご紹介したシリアルの種類や糖分量、1日に摂るべき適切な量を理解しながらシリアルを食べるなら決して「メタボの原因になる」ことはないのです。
 シリアルのパッケージの裏にはの食品成分表や栄養成分表が記載されています。良く確かめて購入しましょう。

栄養成分表示

 商品パッケージにはこのように栄養成分表示が記載されています。
 1食分何gなのかも表記されていることが多いです。
 購入の前に参考にしましょう。

シリアルと組み合わせたいトッピング

 穀物が原料のシリアルですが、トッピングを色々と組み合わせると毎日の朝食がとっても豊かで楽しくなります。おすすめのトッピングを見てみましょう。

牛乳

牛乳

 もっともメジャーな食べ方はそう、牛乳です。比較的たんぱく質が不足ぎみのシリアルですが、これに牛乳をかけるとたんぱく質に加えてビタミンB、カルシウム、亜鉛、ヨウ素などのミネラルが補えます。
 牛乳は冷たくても温めてもOKです。いちごやバナナなどのフルーツとも相性がバッチリなのでシリアルの食べ方の王道と言えます。
 牛乳が苦手な方は豆乳で代用する方法もありますよ。

PDF:牛乳の食品成分
(文部科学省 食品成分データベース)

ヨーグルト

ヨーグルト

 牛乳と人気を二分するのがヨーグルト。同じ乳製品ですがヨーグルトは腸の働きを活性化させる乳酸菌がたくさん含まれてます。シリアルに含まれている食物繊維とこの乳酸菌で便秘への効果は抜群です。
 ヨーグルト自体、プレーン、フルーツ入り、バニラ風味、たんぱく質や鉄分を強化したものなど、とっても種類が豊富なのでシリアルとの組み合わせを楽しむ事ができますね。

PDF:ヨーグルトの食品成分
(文部科学省 食品成分データベース)

アイスクリーム

アイスクリーム

 牛乳やヨーグルトと同じく乳製品ですが、あら不思議、このトッピングだけでシリアルがデザートに早変わりします。デザートならいいですが、これが毎日の食事となるとやや心配。栄養のバランスを考えてトッピングを組み合わせましょう。

PDF:アイスクリームの食品成分
(文部科学省 食品成分データベース)

フルーツ

フルーツ盛合わせ

 淡白な味にしっかりと満足感を与えてくれるのがフルーツです。ビタミンがしっかり摂れますし、シリアル、乳製品との相性はバッチリです。国産でも輸入物でもフルーツであれば全て美味しくいただけます。
 シリアルに加えるフルーツは季節によって使い分けるのがおすすめです。春のいちご、グレープフルーツ、キウイ、夏のメロン、スイカ、桃、秋の梨、ブドウ、柿、冬のみかん、りんご。旬に合わせてフルーツを使い分けると朝から豊かで楽しい食事となります。旬のものは美味しいですし、栄養価も豊富です。お子さんがいる家庭は食育にもつながりますね。
 ちなみに忙しくて買い物が億劫な方はフルーツ缶詰がおすすめです。桃やみかん、パイナップルなど長期保存できる缶詰を多めに常備しておくと、震災時の非常食として使えますし、生のフルーツが切れてもフルーツ缶さえあれば、手軽に美味しい朝食を作ることができます。
 缶詰が苦手な方は冷凍フルーツを活用する手もありますよ。

PDF:フルーツの食品成分
(文部科学省 食品成分データベース)

野菜ジュース、フルーツジュース

オレンジジュース

 牛乳でシリアルを食べるのに飽きたら、野菜ジュースやフルーツジュースで変化をつけてみる方法があります。不足しがちな栄養素を補えますし、何と言っても味が大きく変わります。
 乳製品が嫌いな方には無理に牛乳をかけて食べずに野菜ジュースやフルーツジュースで食べる事をおすすめします。
 最近では防災用・長期保存用の野菜ジュースもあるので利用してはいかがでしょうか。

PDF:野菜ジュース、フルーツジュースの食品成分
(文部科学省 食品成分データベース)

ナッツ

ミックスナッツ

 最近健康に良いことで再注目されているナッツ。カルシウム、マグネシウム、不飽和脂肪酸、カリウム、食物繊維などの栄養素を豊富に含んでいて、高血圧メタボ予防に効果的です。
 ナッツは噛む回数が多くなるので、少量でも満腹感が得られやすいのもうれしい特徴です。脂質があるので腹持ちも良いです。更に、更にコレステロールバランスを改善したり、塩分を身体の外に排出するカリウムが含まれていたりとまさに万能な食べ物です。
 (おすすめナッツの記事はこちら)

PDF:ナッツの食品成分
(文部科学省 食品成分データベース)

きな粉

きな粉

 たんぱく質を補うならきな粉がおすすめです。乳製品との相性が良く便秘解消にもつながります。お正月にお餅と一緒に食べようと思っていたきな粉、冷蔵庫の奥に残っていませんか。シリアルと一緒に朝食で使い切ってしまいましょう。

PDF:きな粉の食品成分
(文部科学省 食品成分データベース)

ジャム

ジャム

 シリアルに甘さが欲しい方ならジャムがおすすめです。甘さに加えてイチゴやマーマレードなどの風味が楽しめて栄養も摂れます。いつものシリアルにひと工夫するならジャムですね。

PDF:ジャムの食品成分
(文部科学省 食品成分データベース)

その他、黒砂糖、砂糖、はちみつ、てんさい糖、メープルシロップ、チョコレート

はちみつ

 その他にも甘さが欲しい方には黒砂糖、砂糖、はちみつ、てんさい糖、メープルシロップ、チョコレートなどがあります。
 体力回復に効くはちみつや黒砂糖、ビフィズス菌優勢の腸内バランスにしてくれるてんさい糖、ミネラルを多く含むメープルシロップ、食後の血糖値の上昇をゆるやかにするチョコレートとそれぞれ特徴があります。体調に合わせて使い分けてみましょう。

チョコレート

PDF:その他、黒砂糖、砂糖、はちみつ、メープルシロップの食品成分
(文部科学省 食品成分データベース)

PDF:チョコレートの食品成分
(文部科学省 食品成分データベース)

シリアルの選び方

 次にシリアルの選び方をご紹介します。個々によってシリアルに求めているメリットが異なると思います。あなたにピッタリなシリアルを選んでみてください。

種類で選ぶ

 子どもから大人まで幅広く食べられるシリアルを探している。それならコーンフレークがおすすめです。牛乳をかけて食べるスタイルはもはや定番ですね。

 シリアルにしっかりと美味しさを求める方にはグラノーラがおすすめです。大麦、オーツ麦、ライ麦、などの穀類をベースに、ドライフルーツやナッツなどをミックス。さらに砂糖やはちみつなどでコーティングしてあるので、サクサクとした食感にしっかりと美味しさを感じることができます。

 糖尿病の方やカロリーを気にしている方にはミューズリーがおすすめです。オーツ麦を中心に様々な穀物をミックス。ナッツ類やドライフルーツがブレンドされている一方で、砂糖やはちみつは使われていません。

 食物繊維やビタミンB1、ビタミンE、ミネラルと栄養補給を中心に選びたい方はオートミールがおすすめです。カロリーが低いことからダイエット中の人にも好まれています。

 おやつ感覚で手軽に食べたい方はパフがおすすめです。食感が軽いので胃もたれしていても牛乳をかけてサラッと食べられます。

 ぽっこりお腹妊娠中の方におすすめしたいのはブランがおすすめです。ミネラル、ビタミン鉄分、食物繊維が豊富です。

原料・栄養で選ぶ

 シリアルの原料は基本的に穀物中心ですが、コーン、小麦、オーツ麦、米(玄米)などミックスされている穀物とその割合が異なります。また、追加されている野菜やナッツ、フルーツなども異なりますので、当然、栄養素、味、食感が異なってきます。例えば体を鍛えていたり、ダイエット中の方にはたんぱく質と食物繊維が豊富に含まれていオートミールがおすすめです。
 先にご紹介した原料やトッピングを参考にシリアルを選んでみましょう。

選ぶ

カロリー・糖分・糖質で選ぶ

 グラノーラは砂糖やはちみつ、メープルシロップなどでコーティングし、焼き上げたものです。しっかりと糖分があることを理解して食べましょう。一方で玄米フレークや、ミューズリー、オートミール、ブランは糖分が抑えられたシリアルと言えます。
 最近では25%カットなどをうたった低糖質タイプのシリアルも出ています。ダイエット中の方はぜひ試してみましょう。

味・食感で選ぶ

 毎日食べる方や素材の味を楽しみたい方は飽きのこないプレーンがおすすめです。ベースはシンプルな味のものを選んで、トッピングのフルーツやはちみつなどで自分の好みに味を作る楽しみもあります。

 牛乳が苦手なお子さんには「チョコ」、「ココア」、「バニラ」風味のシリアルがおすすめです。おやつ感覚で食べることができるのは大きなメリットですが、栄養素が偏りがちになります。フルーツやナッツをトッピングしてバランスの良い栄養を摂ることが大切です。
 大人向けにはほんのりビターな「コーヒー」風味もあります。牛乳をかけると簡単にカフェオレが出来上がりです。

 「きなこ」風味のシリアルは日本ならではの香ばしい風味でお子さまからご年配の方まで幅広い年代に人気です。

 シリアルの種類によって食感も大きく異なります。コーンフレークは堅めのサクサク感、グラノーラはザクザク感、ミューズリーやオートミールはしっとりと柔らか、パフは軽いサクサク感が目安です。

価格で選ぶ

 毎日食べるシリアルは価格もしっかりチェックしたいところです。栄養素の内容量と価格のバランスを比較して継続しやすいものを選ぶ必要があります。

 着色料、保存料が無添加であったり、原料がオーガニック素材など、しっかりとこだわりをもって選びたい方は高価格な商品となる傾向があります。毎日食べるものなので、しっかりとお金をかけて逆にけちることはしない方もいるようです。

価格イメージ

メーカーで選ぶ

 シリアルメーカーによって、シリアルの大きな特徴が異なります。簡単に特徴をご紹介しますので参考にしてください。

カルビー

  • おいしさを追求する商品が多い
  • ドライフルーツ、ナッツが入ったグラノーラが有名
  • カロリーカットシリアルが人気

日清シスコ

  • 日本におけるシリアルのパイオニア
  • 子供向けのコーンフレークから、栄養豊富なグラノーラまで商品のラインナップが豊富

日本ケロッグ

  • 世界的なシリアルメーカー
  • 子供向けのシリアルが有名
  • 最近では大人向けのシリアルにも力を入れており、幅広い年代の方から支持を得ている

シリアルおすすめランキング ベスト3

コーンフレークシリアル おすすめランキング ベスト3

コーンフレークシリアル第3位 コーンフレーク

シリアル名コーンフレーク
メーカー日本ケロッグ
特長 厳選したコーンを使用してていねいに焼き上げた大人向けの上質なフレークです。
 1食40gに牛乳200gをかけて食べるとビタミンA、B1、B2、ナイアシン、C、Dの6種類のビタミンと鉄分・カルシウムを摂ることができます。
 甘くないシリアルなので毎日食べやすく、はちみつやメープルシロップでお好みの味に変えることもできます。
原料コーングリッツ(インド製造又は国内製造(5%未満))、砂糖、麦芽エキス、食塩、ぶどう糖果糖液糖 / ビタミンC、酸化防止剤(ビタミンE)、乳化剤(大豆由来)、ナイアシン、鉄、酸味料、ビタミンB2 、ビタミンB1、ビタミンA、ビタミンD
内容量180g
カロリー・糖分・糖質
151kcal(1食分(40gあたり))
味・食感
価格

コーンフレークシリアル第2位 シスコーンBIG フロスト

シリアル名シスコーンBIG フロスト
メーカー日清シスコ
特長 日本が代表するシリアルメーカー日清シスコの代表商品です。
軽いサクサク感が楽しく、とうもろこしの素材を活かしながらやさしい甘さを楽しめるコーンフレークです。
 1食分40g には10億個の乳酸菌が含まれており、牛乳200mlと一緒に食べると、1日分に摂りたいなカルシウム、1/2の鉄分、1/3以上の9種類のビタミンを摂取できます。
 お子様の朝食におすすめです。
原料コーングリッツ(国内製造)、砂糖、食塩、乳糖、乳酸菌粉末/炭酸カルシウム、ビタミンC、香料、ピロリン酸鉄、乳化剤、ナイアシン、酸化防止剤(ビタミンE)、パントテン酸カルシウム、ビタミンB6、ビタミンB1、ビタミンB2、葉酸、ビタミンD、ビタミンB12
内容量220g、400g
カロリー・糖分・糖質
152kcal(1食分(40gあたり))
278kcal(牛乳200gを加えた場合)
味・食感
価格

コーンフレークシリアル第1位 コーンフロスティ

シリアル名コーンフロスティ
メーカー日本ケロッグ
特長シリアルのトップブランドであるケロッグの代表商品です。
 香ばしく焼いた厳選とうもろこしの粒に砂糖をまぶして、食感はサクサク。8種類のビタミン、鉄分が入っており栄養バランスは満点。お子様の朝食におすすめです。
 これぞシリアルの王様と言えます。
原料コーングリッツ(インド製造又は国内製造(5%未満))、砂糖、麦芽エキス、食塩、ぶどう糖果糖液糖 / ビタミンC、ナイアシン、鉄、酸化防止剤(ビタミンE)、乳化剤(大豆由来)、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、酸味料、ビタミンA、葉酸、ビタミンD、ビタミンB12
内容量240g、395g
カロリー・糖分・糖質
114kcal(1食分(30gあたり))
248kcal(牛乳200gを加えた場合)
味・食感
価格

グラノーラシリアル おすすめランキング ベスト3

グラノーラシリアル第3位

シリアル名ごろグラ チョコナッツ
メーカー日清シスコ
特長 アーモンド、カシューナッツ、くるみの3種類のナッツに2種のカカオを使ったチョコが特徴のグラノーラです。
 シリアルのザクザク感とナッツのゴロゴロ感が楽しく、美味しさを求める方におすすめ。チョコ味なので牛乳との相性もばっちりです。
食物繊維たっぷり、9種のビタミン、鉄分、カルシウム入りです。
原料オーツ麦フレーク(オーストラリア製造又はイギリス製造又はその他)、小麦シリアルパフ(大豆を含む)、砂糖、ライ麦シリアルパフ(コーングリッツ、ライ麦粉、小麦粉、その他)、植物油脂、アーモンド、水溶性食物繊維、カシューナッツ、くるみ、ココアパウダー、カカオマス、チョコレート(乳成分を含む)、デキストリン、乳糖/炭酸カルシウム、香料、ビタミンC、乳化剤、酸化防止剤(ビタミンE、ビタミンC)、ピロリン酸鉄、ナイアシン、カゼインNa、パントテン酸カルシウム、ビタミンB6、ビタミンB1、ビタミンB2、葉酸、ビタミンD、ビタミンB12
内容量360g
カロリー・糖分・糖質
180kcal(1食分(40gあたり))
味・食感
価格

グラノーラシリアル第2位

シリアル名フルグラ 糖質オフ
メーカーカルビー
特長 カルビーの人気シリーズフルグラの糖質30%オフバージョンです。
 甘さひかえながらも、ドライフルーツの食べ応えと自然な甘み、クラッシュアーモンドの香ばしさ、ザクザクとした食感が楽しめます。
 これなら飽きのこない糖質オフ生活が送れます。
原料大豆たんぱく(国内製造)、オーツ麦、植物油、ココナッツ、砂糖、ライ麦粉、マルトデキストリン、クラッシュアーモンド、水溶性食物繊維、乾燥果実(レーズン、いちご)、小麦粉、豆乳、スライスアーモンド、はちみつ、かぼちゃの種、米粉、コーンフラワー、食塩、小麦ふすま、玄米粉、乳糖 / グリセリン、炭酸Ca、クエン酸鉄Na、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、加工デンプン、ナイアシン、パントテン酸Ca、酸味料、ビタミンA、ビタミンB6、ビタミンB1、葉酸、ビタミンD、ビタミンB12
内容量50g、350g、600g
カロリー・糖分・糖質
241kcal(1食分(50gあたり))
味・食感
価格

グラノーラシリアル第1位

シリアル名フルグラ
メーカーカルビー
特長 グラノーラと言えばこれと言ってよいキング・オブ・グラノーラです。子供から大人まで幅広い層に愛されています。
 玄米・オーツ麦を香ばしく焼き上げ、ドライフルーツをミックス。香ばしさとドライフルーツの自然な酸味と甘さを楽しめます。
 食感はカリカリ。牛乳をかけても硬い食感が残るのでカリカリ感が好きな人には◎。
 このコストでバランスの良い栄養が摂れ、美味しさが十分に楽しめるので、大人気商品であることがうなずけます。
原料オーツ麦、ライ麦、砂糖、乾燥果実(パパイヤ)、(レーズン)、(りんご)、(いちご)、ココナッツ、植物油、精米、デキストリン、水溶性食物繊維(難消化性デキストリン)、小麦粉、コーン、かぼちゃの種、アーモンド、食塩、小麦ふすま、玄米、グリセリン、加工デンプン、クエン酸鉄Na、乳化剤(乳を含む)、酸味料、酸化防止剤(ビタミンE)、(ローズマリー抽出物)、ナイアシン、パントテン酸Ca、ビタミンB1、ビタミンB6、ビタミンA、葉酸、ビタミンD、ビタミンB1
内容量50g、50g×6、380g、750gほか
カロリー・糖分・糖質
219kcal(1食分(50gあたり))
味・食感
価格

ミューズリーシリアル おすすめランキング ベスト3

ミューズリーシリアル第3位

シリアル名ミューズリー ベリーミックス
メーカービオルグ
特長 オーツ麦をベースにして、クランベリー、ブラックカラント(カシス)、ブルーベリーの3種のドライベリー、更に大粒のアーモンドが入ったオーガニックなミューズリーです。
 3種のドライベリーの酸味と甘みが楽しめます。
原料有機オーツ麦,有機レーズン,有機全粒スペルト小麦フレーク,有機小麦フレーク,有機アーモンド,有機乾燥クランベリー,有機乾燥ブラックカラント,有機乾燥ブルーベリー
内容量375g
カロリー・糖分・糖質
味・食感
価格

ミューズリーシリアル第2位

シリアル名有機シリアルビオミューズリープレミアム
メーカーエルサンクジャポン
特長 フルーツ・シードを52%配合しているミューズリーシリアルです。中にはシリアルパフも入っているのでサクサクの食感も楽しめます。
 もう一つのポイントは有機原材料を使っていること。オーガニックな方にもおすすめです。
原料有機レーズン、有機オート麦フレーク、有機ひまわりの種、有機大麦フレーク、有機コーンフレーク、有機スペルトフレーク、有機かぼちゃの種、有機アプリコット、有機カムート(古代小麦)パフ、有機アップル
内容量480g
カロリー・糖分・糖質
味・食感
価格

ミューズリーシリアル第1位

シリアル名アララ デラックス ミューズリー
メーカーキタノ商事
特長 ミューズリーの有名メーカーである「アララ」の定番ミューズリーです。
 オーツ麦をベースにして、多数の穀物フレーク、ドライフルーツ、ナッツをバランスよくブレンドしています。
 栄養価、食物繊維もしっかり摂れるので、ミューズリーでどれを買うべきか悩んでいる方はまずこれを購入しまししょう。
原料オーツ、サルタナレーズン、麦芽フレーク、小麦フレーク、大麦フレーク、種なし干しぶどう、カラント、ナツメヤシ、ひまわりの種、ココナッツチップ、バナナチップ、ヘーゼルナッツ、アーモンドフレーク、カルダモン
内容量800g
カロリー・糖分・糖質
味・食感
価格

オートミールシリアル おすすめランキング ベスト3

オートミールシリアル第3位

シリアル名クエーカー インスタントオートミール オリジナル
メーカー豊産業
特長 オートミールと言えばこちら。クエーカーのオートミールです。
 コスパがよく毎日食べる方に愛されていますが味にやや癖があるので、お茶漬けの素を食べる方も多いです。
原料全粒オーツ麦(オーストラリア産)
内容量270g
カロリー・糖分・糖質
味・食感
価格

オートミールシリアル第2位

シリアル名日食プレミアムピュア トラディショナルオートミール
メーカー日本食品製造
特長 しっかりとした歯応えと粘りがありお米の代用、例えば梅がゆとして食べるのがおすすめです。
 一方で牛乳などに一晩つけたオーバーナイトオーツではところどころ芯が残ります。
原料オーツ麦(えん麦)
内容量340g
カロリー・糖分・糖質
味・食感
価格

オートミールシリアル第1位

シリアル名オートミール
メーカー日本ケロッグ
特長 コーンフレークやグラノーラの印象が強いケロッグですがオートミールもおすすめです。
 オーツ麦100%を原料として、粘り弱めで、サラサラとした食感。水を加えて電子レンジで温めると香ばしさが引き立ちます。
 糖質はひかえめなので毎日の主食としピッタリです。
原料全粒オーツ麦
内容量330g
カロリー・糖分・糖質
味・食感
価格

パフシリアル おすすめランキング ベスト3

パフシリアル第3位

シリアル名トリックス コーンパフ ホールグレイン シリアル
メーカーGeneral Mills
特長 アメリカで大人気。とうもろこしが原料の、パフシリアルです。
 サクサクとした食感とフルーティーなフレーバーが楽しめます。ビタミンやミネラルも豊富に含まれています。
 アメリカらしい濃厚な甘さが好きな方におすすめです。
原料全粒コーン、砂糖、コーンミール、コーンシロップ、カノーラ/米ぬか油、食塩、全粒オーツ麦、リン酸三ナトリウム、レッド40、イエロー6、ブルー1、着色料、香味料、クエン酸、リンゴ酸、BHT
内容量419g
カロリー・糖分・糖質
味・食感
価格

パフシリアル第2位

シリアル名シスコーン サクサクリング チョコ
メーカー日清シスコ
特長 日清シスコのチョコレートパフです。ケロッグのチョコワよりもサクサク感が強いので好みでどちらかを選ぶのがベストです。
 1食分 (30g) に牛乳をかけると、1日に必要なカルシウム、鉄分の1/2、9種類のビタミンの1/3以上を摂ることができます。1食分 (30g) に乳酸菌10億個が含まれているのも魅力です。
原料砂糖(国内製造)、コーングリッツ、小麦粉、ココアパウダー、果糖、チョコレート(乳成分を含む)、小麦全粒粉、カカオマス、食塩、乳酸菌粉末/炭酸カルシウム、ビタミンC、香料、ピロリン酸鉄、乳化剤(大豆由来)、酸化防止剤(ビタミンE)、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、ビタミンB6、ビタミンB1、ビタミンB2、葉酸、ビタミンD、ビタミンB12
内容量150g
カロリー・糖分・糖質
味・食感
価格

パフシリアル第1位

シリアル名ココくんのチョコワ
メーカー日本ケロッグ
特長 ケロッグのパフを言えばこの商品。丸い形でサクサク食感が楽しいチョコシリアルです。
 牛乳をかけて食べるとカルシウム、鉄、8種類のビタミンをバランスよくとれるのでお子さん朝食におすすめです。
原料⼩⻨粉、全粒⼩⻨粉、砂糖、チョコレート(乳成分を含む)、ココア、食塩 / 炭酸Ca、⾹料、ビタミンC、乳化剤(⼤⾖由 来)、鉄、酸化防⽌剤(ビタミンE)、ナイアシン、ビタミンB1、ビタミンA、ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、ビタミンD、ビ タミンB12
内容量150g
カロリー・糖分・糖質
味・食感
価格

ブランシリアル おすすめランキング ベスト3

ブランシリアル第3位

シリアル名ウィータビックス ブラン フレークス
メーカー鈴商
特長 イギリスのブランシリアルです。食物繊維を多く含むブランに加えて栄養の中心になる胚芽をそのまま使用しています。GI値が低いため血糖値が上がりにくく、ダイエットにも向いています。
  甘さは控えめで香ばしく、ナチュラルな味を楽しみたい方におすすめです。
原料‎全粒小麦、小麦ふすま、砂糖、大麦麦芽エキス、食塩
内容量500g
カロリー・糖分・糖質
味・食感
価格

ブランシリアル第2位

シリアル名シスコウェルネス 1日分の食物繊維
メーカー日清シスコ
特長 日清シスコのブランシリアルと言えばこちらの商品。大麦さつまいものシリアルにブランがミックスされています。1食(50g)で1日分の食物繊維を摂ることができます。
 さつまいもパウダーが練りこまれているので程よく甘く、牛乳やヨーグルトとの相性もピッタリです。
原料水溶性食物繊維、でん粉、小麦ブラン、おからパウダー(大豆を含む)、砂糖、大麦、オーツ麦、乳糖、さつまいもパウダー/炭酸カルシウム、香料、ビタミンC、酸化防止剤(ビタミンE)、乳化剤、ピロリン酸鉄、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、ビタミンB6、ビタミンB1、ビタミンB2、葉酸、ビタミンD、ビタミンB12
内容量200g
カロリー・糖分・糖質
味・食感
価格

ブランシリアル第1位

シリアル名オールブランフルーツミックス
メーカー日本ケロッグ
特長 食物繊維がたっぷり含まれている小麦ブランのシリアルです。
 ざくざく食感のフレークに発酵性食物繊維を豊富に含むファイバースティックをミックス。更に4種のドライフルーツが入っています。発酵性食物繊維腸内環境を改善します。
原料精米(アメリカ、タイ)、全粒小麦、砂糖、小麦ブラン、ドライフルーツ(クランベリー、砂糖、レーズン、イチゴ、植物油脂)、ファイバースティック(小麦ブラン、砂糖、麦芽エキス、食塩)、ぶどう糖果糖液糖、水溶性食物繊維、麦芽エキス、食塩、糖蜜/グリセリン、香料、加工デンプン、ビタミンC、鉄、ナイアシン、ビタミンB2、ビタミンB1、ビタミンA、ビタミンD
内容量420g
カロリー・糖分・糖質
味・食感
価格